GSuite BasicからWorkspace Business Starterへの移行【大幅劣化】

GCP google workspace

フリーランスの味方であるGoogle GSuiteが終了し、Google Workspaceに変更されました。

見かけ上はただの名称変更ですが同一価格帯での移行を行うと機能が大幅に劣化されています。
以下に主に小規模事業者を焦点とした主な変更点を記載します。

WorkSpaceへの移行時期

GSuiteの方が明らかに機能で勝っているのでGSuiteを出来る限り長く利用したいところです。

が、2021年1月31日以降Googleによって勝手にWorkSpaceへ移行されるとのことです。(30日前に通知あり)

粘っても数ヶ月なので私は自分の意志でWorkspaceへの以降を行いました。

 

GSuite BasicとWorkspace Business Starterの機能比較

多くの人に影響のない変更点

  • 月額料金 : 680円
    • これは変更なし
  • ユーザ数制限 : 無制限→300
    • これもBasicを使っていた層にはほぼ影響なし
  • デバイス管理
    • 小規模事業者はデバイス管理まで徹底していることは少ないのでこれも影響は殆どないはずです。

影響の大きな変更点

  • Google Drive : 無制限 or 1TB→30GBに制限され、組織専用環境も利用不可に
    • 容量大幅削減の影響が非常に大きいです。
    • 30GBまで制限されてしまうと、業務で使うドキュメントやエビデンスの画像などを全て保存しているような使い方をすると足りなくなってしまう可能性が高いです。
  • Google Chat: 利用不可に変更
    • 従業員が数人いるような企業の場合Chatをベースにやり取りをしているパターンも多かったと思います。
      これが利用不可になってしまうのでプランを変更しないと業務すらままならないと言った状況になりかねません。

移行方法

GSuiteからWorkspaceへの移行はGoogleの管理コンソールからワンクリックで実行できます。
非常に簡単で悩むことはありません。

まとめ

私のような完全一人の個人事業主であってもWorkspaceへの移行により業務上困っていることが複数あります。

特にドライブの容量制限は非常に厳しく、別の外部ストレージの利用か容量の購入が必要になります。

このようなSaaSは便利ではありますが、突然のサービス中止、機能劣化が度々起こり得るので常に代替案を検討しながら利用し続ける必要がありますね。

 

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